樽生ビールを自宅で飲めるサブスク「ビアハウスのビールサーバーBLADE」のレンタルを試したのでレビュー

ちょっと釣りからは脱線しますが、今日はビールのお話。

美味しい魚料理には「日本酒」なわけですが、最初の一杯は「まずビール」という人も多いはず。私もその一人なのですが、今回は以前から気になっていた樽生ビールサーバーのサブスクを試してみました。

家庭用ビールサーバーのレンタルといえば、キリンのホームタップやアサヒのドラフターズ、DREAM BEERなどが人気ですが、キャンペーンということもあって、今回は「ビアハウスのビールサーバーBLADE」を試してみることにしました。

ビアハウス株式会社は輸入ビールや国産のプレミアムビールの販売、ビアサーバー「BLADE NBC-40」のレンタルを行う会社です。連絡先が日本ビール株式会社なので同じ系列なのかな？

さっそくビールサーバーを試してみます。

何はともあれ、届いたので早速レビューしてみたいと思います。

申込みから数日で、ビールのサービングに必要なこちらの3点が届きました。右上がビールサーバー本体（NBC-40）、左上が樽カバー、下が8Lのビール樽です。

樽はこんな感じで、容量は8L、チューブが付いてその先にノズルがついています。樽からタップの先端まで全てが使い捨てなので、普通のビールサーバーのような洗浄が必要がありません。

箱から出したままの状態です。注意点としては、コンセントに挿す前に8時間以上、安定した場所に置く必要があるようです。（冷媒を使っているのでこの点は冷蔵庫と一緒ですね）あと、樽を事前に冷却しておく必要もあります。

それでは設置していきます。組み立てといってもタップとビールトレー、樽のセットをするだけです。

あっという間に完成。ではさっそくビールをサービングしてみたいと思います。

コツは業務用サーバーと一緒で最初は斜めに、ある程度注いだら水平に戻します。

泡が最高にうまい’樽生ビール’の出来上がりです！
これを自宅で味わえることに感動。

コスパの話。樽生ビール1杯の値段は？

ここからはちょっとコスパの話。

ビアハウスの公式オンラインショップからの申込みで、毎月1樽でサブスクを申し込むとすると、毎月かかる費用は13,970円。（送料、樽代、サーバーレンタル全て込みの価格）

1樽が8Lなので330mmビール缶換算で約24杯、つまり1杯580円です。（中ジョッキ換算もほぼ一緒）

だいたいお店で飲む樽生ビールと一緒の価格です。決して安いものではありません。
ですが1年以上のサブスクと月2本コースでは1杯460円ほどまで安くなります。

ただ、美味しい樽生ビールを自宅で味わえるという満足感と手軽さにはとても魅力があります。また自宅で「この料理と樽生を飲みたい！」というタイミングがあるのも事実。

結局、その付加価値にどれだけお金をかけられるかという話になります。

お家で「お店の樽生ビールを注文している」と思える人には、とってもおすすめのサブスクです！

他のビールサーバーとの比較

【コスト：ビール1杯の価格】
・ビアハウス 約460～580円
・キリンホームタップ　約544～722円
・アサヒドラフターズ 約658円
・DREAM BEER　約900円

（値段の算出で参考にしたサイト：dmenu マネー、piita.moe）

結論：キリン、アサヒ、ドリームビアと比べビアハウスはかなり安い。

【飲めるビールの比較】
・ビアハウスは4種類のビールを飲めるが、海外のビールしかない。
・キリンは期間限定だがいろいろな国産ビールが飲める。
・アサヒはスーパードライの一択。（最近は期間限定で特別樽もあり）
・ドリームビアは日本各地のいろいろなクラフトビールを飲める。

【その他】
・アサヒは抽選販売、キリンは約10日前の申込みで次月より、ビアハウスは数日で届く。
・ドラフターズはメンテナンスが少し大変、ホームタップは少しメンテナンスが必要、ビアハウスはメンテナンス不要。

以上を踏まえて考えると、コスパ重視である程度の種類のビールを楽しみたいなら【ビアハウス】、いろいろな国産ビールを楽しみたいなら【キリンホームタップ】、スーパードライ大好きさんは【アサヒドラフターズ】、各地のクラフトビールを楽しみたいなら【DREAM BEER】ということになるかもしれません。

特に今回試したビアハウスに関しては、ビールのサブスクの中でも価格が一番安く、4種類のビールを選べるので最初のサブスクにはおすすめです。

余談

実際ビアハウスのビールサーバーを使ってみて、申し込み前から気になっていた点を追記したいと思います。

・炭酸は抜けないのか？
これが一番心配でした。ですがタルのセットから1ヶ月たった後も、炭酸が抜けた感じは全くありませんでした。サーバーから時々ブーンとコンプレッサーが回るような音がしているので、しっかり加圧して炭酸が抜けないようにしているんだと思います。

・樽をセットしてから30日間、品質が保たれるということだが、実際はどうなのか？
新鮮なものと日がたったものを比べてみましたが、私には味や風味の違いはわかりませんでした。ビールの種類にもよるのかもしれません。

・ビールの味は？
普段あまり飲んだことがないビールの種類なので味が気になっていました。実際に飲んだ感想です。

デスペラードス：こちらはテキーラフレーバーのビールということですが、もっと分かりやすく言うとカクテル割の甘いビールといった感じです。食中ではなく、食前や食後、風呂上がりなどに合うと思います。

タイガー：この4種類の中では一番中間的な味わいで、どんな料理にも合わせやすいビールです。中華からエスニック、洋食にも合わせられるので、まずはこちらがおすすめです。

アフリゲム：アルコール度数高めのフルボディでコクのあるビールです。香りも良く味わい深いので、濃いめの肉料理などにおすすめ。

エーデルワイス：ハーブ由来のスパイシーさと、小麦特有の少しツンとした香りがする白ビールです。